「これ」


龍二は自分のパジャマを私に渡した。


「はーい」


私は龍二のパジャマを洗濯機に入れた。


それにしても…


「龍二は黒が似合うね。」


「ん?あ、まーな」


「準備出来た?」


「うん、お前は?」


「私も出来たよ。だいたいは昨日のうちにやってあるから」


「じゃ、そろそろ行くか」


「うん」


私達はカバンを持って一緒に家を出た。


私の大学は私達の家から2駅離れたところにあって

龍二の会社はその近くなので私達は乗る電車も降りる駅も一緒だからきっと毎日一緒に行く。


駅は家から徒歩10分くらいだからそんなに遠くない。


「今日歓迎パーティーがあるらしいから遅くなるかも」


「俺も飲み会あるから遅くなる」


「わかった」


駅について私達は定期を買った。


半年分かな