振り返ると朝会った木下先輩が私達の方に走ってきていた。


「えっ!誰あのイケメン!愛里沙の知り合い?」


隣では杏がはしゃいでいた


「知り合いっていうか…まぁ、知り合いか…顔見知り程度だけど」


「酷いこと言うねー」


杏と話していると私達の近くに来た先輩が言った。


「だって事実でしょ?」