『ねぇ、友梨……お母さん疲れてるの、後にしてくれる?』 『ごめん……』 出した声を突き返される。 それが一番辛かった。 私は間違ってないって言ってくれた両親。 いいんだよね?今回も私、間違ったことしてないよね? そして次の日―。 学校ではまた新たな環境が作り出されていたことを 私は知らなかった。 『おはよう』 みんなが集まっていたところに、声をかける。 昨日はあんなことになったけど みんな私の言葉を聞いて止めてくれたから 今日はきっと大丈夫だって思っていたのに……。