〜帝皇が愛したBlack*cat〜

「黒田、諦めろ」

「……っ、だまれ!!!」

まさかの知り合いですか。


私を人質にとった黒田と言う男の

腕は微かに震えている。

『諦めろ』

そう発した男の声は

ハスキーで低く唸るような声 怖い。

すると、真ん中の男がゆっくり

一歩ずつ近づいて来るのがみえる。

「とまれ!!
これ以上近づくとこの女を殺す」

それでも足を止めようとしない。男

「本当に殺すぞ!!!」

そう言って、ナイフが肌に食い込む

その時、首に鋭い痛みが走った