横目でかれんちゃんを見ると 上からダンスフロアを覗いている。 なんて、呑気な子だろう。 色々考えながらも、 最終的に残った選択肢は…逃げる。 よし、かれんちゃんを連れて帰ろう。 「俺ら、帰るわ。先客だしな」 その言葉にかれんちゃんは反応して 下に降りようとし、その後を 追うように体を反転させた時 「その必要はねぇだろ?」 その言ったのは晴翔ではなく ハスキーで低い声。 思わず、足を止める。いや 止めずにはいられない。