〜帝皇が愛したBlack*cat〜

その姿をもう少し見ていたいところだけど
もう、そうにはいかないらしい。
さっきからポケットの携帯が震えている

彼らには、バレるとは分かってたけど
こんなにも早くバレてしまうとは…

さっきの黒服の報告もこの事だろう。

このまま、かれんちゃんとの
デートを楽しみたいけど

俺は、自分の命も大切だ。

「かれんちゃん、そろそろ
二階のVIPルーム行こう。」

そう言うと、素直についてきてくれて
螺旋階段を登る。

上まで、登ると

「俺の電話を無視するとは
いい度胸ですね。」

そう言って、黒く笑う晴翔の姿

やっぱり、居たか。

俺の横で目を見開いている
かれんちゃんを他所に、

頭の中で、言い訳を考える。