〜帝皇が愛したBlack*cat〜

そんな時、前から
黒服の男がこちらに向かって
歩いてきた。

「五十嵐様…実は…」

言いたいことは、何と無く分かった。

「わかった。ありがとう」

話を聞かず、お礼を言うと
黒服の男は人ごみの中へ消えていく。

「…今の方は?」

未だに、警戒をしている
かれんちゃんに簡単に説明をする。

「警備員みたいなものかな?
CLUBの安全を守る為に
何人か居るよ。ほら!あそこにも」

俺の指差す先には、さっきの奴とは
別の人だが黒服の男が立っている。

「ほんとだ…全然見えなかった。」

それから、かれんちゃんは
黒服を探し始める。