その後は、みんなも疲れていて
もう少しここにいる事になり
対した会話はなく、みんなボーッとする。

背もたれに身体を傾けて
天井を見上げる。

よくかんがえてみれば、
この4人の中で黒髪は私だけで
ミリアーヌで働いている女性は
私たち4人だけ。

顔は見られてなかったけど
カツラとれちゃったし
あの時、変装してたのは
私だって事は、すぐわかる事だね。

それに綺麗な女性がいるのに
オムライスを届けた日
別の女性と…あんな事してたんだろう。

彼に対して色んな疑問が浮かぶ。

「そろそろ、帰りますか!」

そう言って、立ち上がる綾乃を合図に
ファミレスを後にした。

それから、それぞれ家に帰り
私もまっすぐ家に帰宅。

チャララララ〜

家の中に入ったのと同時に
携帯の着信音が鳴り響いた。

画面に映し出される名前を見て
一瞬、体が固まり
画面をタップをして耳に当てる。

それから、色々と話をして

最後に

「約束は、必ずお守りください。」

この一言を最後に、電話が切れた。

「大丈夫です。逃げも隠れもしませんよ」

自分に言い聞かせるように呟いて

そのまま、ベットに倒れこむ。

せっかくの休みのはずなのに

今日は、最後の最後まで
疲れるような事ばかり。

これから、夕飯を作らなきゃいけないけど
動くのもめんどくさくなって

私は、そのまま目を閉じた。