〜帝皇が愛したBlack*cat〜

ドアまで歩みより

インターフォンを押した。

「はい」


「ミリアーヌです。
ご注文の料理をお持ちしました。」


「ああ、直ぐに鍵あけます」

と言う声と同時に目の前のドアが開いた。

さすが、お金持ち。自動で開いた

「失礼します。」

そして開いたドアから中に入ると
目の前のソファーに赤髪の男が居て
こちらを見ていた。

「声がニシさんじゃないと
思ったけど、新人?」

「…あ、はい。ニッシー…さんの
代わりに来ました。」

早く料理を渡して帰りたい。
さっきからずっと赤髪の男に
見られている。
……気づいてない…よね?

「えっと…
ご注文の方は、オムライス3つで
よろしいでしょうか?」

「ああ!そうだったな。
1つはあの奥の部屋に」

そう言って、赤髪の男は
奥の方のドアを指差す。

「…わかりました。」

ゆっくり、近づき思わずため息が溢れる。

今度こそ、渡して帰ろう。