〜帝皇が愛したBlack*cat〜

それから、私達は人混みをかき分けて

クラス表を何とか見ることができた。

「みんなと同じクラスでよかった〜」

さっきから笑顔が止まらない実春

癒される♪

あっという間に、1-Aの教室の前についた。

そして、ドアを開けると

一斉にみんなの視線が私たちに

怖がりの実春は美空の後ろに隠れた。

視線を気にしつつ、自由席のため

一番目立たない窓際の一番後ろの席を選んだ

座った頃には、さっきまで静かだった

クラスは、またうるさくなった