「この子を…よろしくお願いします。」
深く頭を下げ、そのまま母親は
強く、そして優しくわが子を抱きしめて
おじいさんへ手渡す。
「契約書通り、
迎えに来れるまで、この子に
会うことを禁止します。
……いいですね?」
「はい。あの…一つお願いがあります。
どうかその子の名前を、
つけさせてください!」
驚いた顔をしたおじいさんだが
すぐにニコリと笑い
「この子に似合う、とても
素敵な名前を付けてくれ。」
そう言ってくれた。
「…私の名前とあなたの名前から
一文字ずつ取って
夏恋(なこ)なんてどうかしら?」
「ああ、とてもいい名だ。」
父親と母親は、そう名付け
おじいさんに抱かれスヤスヤと
幸せそうに眠る夏恋に手を伸ばし
優しく頭を撫でる。
「必ず、エレンと2人で
夏恋を迎えに来ます。」
そう、父親が言葉を残すと
2人は愛しいわが子へ背を向け
この土地を去っていった…。
~過去side end~
深く頭を下げ、そのまま母親は
強く、そして優しくわが子を抱きしめて
おじいさんへ手渡す。
「契約書通り、
迎えに来れるまで、この子に
会うことを禁止します。
……いいですね?」
「はい。あの…一つお願いがあります。
どうかその子の名前を、
つけさせてください!」
驚いた顔をしたおじいさんだが
すぐにニコリと笑い
「この子に似合う、とても
素敵な名前を付けてくれ。」
そう言ってくれた。
「…私の名前とあなたの名前から
一文字ずつ取って
夏恋(なこ)なんてどうかしら?」
「ああ、とてもいい名だ。」
父親と母親は、そう名付け
おじいさんに抱かれスヤスヤと
幸せそうに眠る夏恋に手を伸ばし
優しく頭を撫でる。
「必ず、エレンと2人で
夏恋を迎えに来ます。」
そう、父親が言葉を残すと
2人は愛しいわが子へ背を向け
この土地を去っていった…。
~過去side end~
