〜帝皇が愛したBlack*cat〜


「今度の休みはいつだ?」

「明日」

「どっか行くか?」

「残念、起きれたら学校行く予定。
それに誘う相手まちがってるよ」

と言って、ミルクティーを一口飲む

「ククク…相変わらずだな?」

よくこうやって誘われる事はあるけど
やっぱり一線は引いて置かなくてはならない

帝にはちゃんと本命の人がいる。

………

「そういえば、1つ聞いていい?」

「なんだ」

「今更だけど、帝は社長さんなの?」

「…俺に興味でも出たか?」

口角をゆるりと上げる帝

「そういう訳では無いんだけど…」

「…そうか」

帝の顔は少し拗ねてるようにも見える。

「雰囲気的にも帝が社長なんだろうな
って思ったんだけど…確認だよ」

「ここは親父の会社の子会社に当たる。
親父が社長でじじいが会長。」

「そっか…金持ちの家系
じゃあ、帝は御曹司だね。」

「まあ…そうだな。
金には困らない生活をして来たし
でもそんなもんだけじゃあ
何も手に入らなかった。」

そう言う、帝の瞳は凄く寂しそうに見える