ここは眠らない街

通り過ぎてゆく人達は皆

夜が明けるまで遊ぶのだろう。


ここはそういうところ。

田舎者は誰でも憧れる

近所のお兄さん、お姉さん達もその1人

出て行ったきり帰って来ない。


最近一度だけ知ってる顔の人と

すれ違った事がある。

身なりもかなり変わっていて

ネオンに負けないくらい輝いていた。


そんな街でこれから生きていく。

不安はいっぱいある


それでも


私は



ここで生きる。