乃彩の声が体が全てが愛おしい。
乃彩は俺のだって実感する。
俺だけの乃彩。


「怜、好き。大好き。」



「俺も。好きだよ。」



乃彩は何回も何回も愛おしそうに俺の名前を呼ぶ。
俺もそれに応えるように何度も名前を呼んでキスをする。



やっと乃彩と繋がれた。
乃彩の全てが手に入ったよ。



ずっと欲しかった乃彩の心も体も全部。



俺は本当に幸せ者だなって実感した。



隣で可愛く眠る乃彩。
頭を撫でると嬉しそうに微笑む。


「本当可愛い、」



乃彩は何があっても手放さない。守ってみせる。
誰にも譲らない。乃彩はずっと俺だけのものだよ。



「……愛してる。」



温泉旅行は無事幸せに終了した