モテ男の彼女ちゃんの悩み




乃彩side



はぁ、私って本当バカだな。
少しでも怜が私だけを好きなんだって思うなんて。



学園祭の出来事全部怜のただの気まぐれ。
怜にとって私なんか他の女の子と同類なんでしよ。
あんなに優しかったのは気まぐれなんでしょ。
怜答えて…よ。




「……乃彩」


私は気付いたら屋上に着いていた。
振り向くとそこには悲しそうに切なそうな顔で私を見てる瑞月がいた。


「……瑞月……ヒック」



「いいよ、泣いてもおいで」



「瑞月ぃぃ、」