2人の間に沈黙が続いた。
保健室のある階は模擬店や部活動の出し物がないうえに
校庭とも逆側 校舎の中でも端っこだから凄い静か
「乃彩」
静かだった保健室に怜の声が響いた。
名前を呼んでくれるのは本当に珍しくて。
「何、」
「お前、連絡先交換したんだって、」
「そうだよ。」
「なんで、?」
怜の顔がどこか切なそうに悲しそうに見えた。
でも、私は悪い子だから。
「……タイプだったからに決まってるじゃん」
「………」
「私こう見えて今日ずっとナンパされてたんだよ」
本当は違う。こういうことが言いたんじゃない。
本当は私も聞きたい

