「……怜??」



そこには怜の姿がいた。
私を優しく受け止めてくれていた。



「足痛いんだろ、ほら」



そう言うと体がフワッと浮いた。
私は怜にお姫様抱っこされていた。



「えっ、ちょっ、」



「黙ってろ、落ちるぞ」



私は怜にお姫様抱っこされたまま。メイド喫茶を後にした



もちろん廊下でもさっきの喫茶でも悲鳴が鳴り響く
私はそんな声を聞かないふりをした。



保健室に着くとイスではなくベットに降ろされた。