「俺とはしたくないって言いたいの?」 「いや、その…」 しつこく乃彩に話しかける男。 俺はイライラして乃彩を助けに行こうと席を立とうとした時 「ここは出会いを求める所ではないので。そういう事が目的なら来店するのはやめてください」 乃彩の目の前に滝沢が立ち2人を引き離した。 乃彩は滝沢の袖をぎゅっと握りしめた。 男は舌打ちをして出て行った。 滝沢は少し泣きそうになっていた乃彩の頭を優しく撫でると乃彩はまた俺には見せない笑顔で滝沢を見た。