高校2年生の春


俺は人生で初めてあの女を好きだと確信して初めて告白というものをした。


告白の返事は意外にもOKで驚きを隠せなかったのは覚えてる



その後付き合ったのはいいものの俺には何をしていいか分からないままで



「瑞月サボろ、次の時間」



「ん?いいよ」


俺より滝沢とばっか一緒にいるし俺より仲いいし俺といる時よりも楽しそうに見えた。
乃彩と付き合うからと女遊びを辞めてたけど



乃彩に嫉妬してほしいくて



乃彩に必要とされたくて



滝沢に向けてる笑顔を俺に向けて欲しくて



女遊びを再開させた。



本当バカだよな、
乃彩を傷付けているとも知らずに。