目が覚めると隣に乃彩の姿はなかった。
リビングに行くと朝ごはんが置いてあった。



こんなんじゃ、あいつに乃彩を取られても何も文句言えねぇーじゃんか



今日はちゃんと話そ。
俺は6限を欠席し乃彩の大学の門の前で乃彩を待った。



チャイムから少し経つと乃彩と蒼が出てきた
俺を見つけるなり乃彩は少し動揺したように俯いた。



「…乃彩。迎え来た。」



「今日バイトは?わざわざ来なくても大丈夫だったよ。」