そんなことを考えながら部屋に入ると見知らぬ靴があった。 俺は慌てて部屋に入り寝室を見るとベッドに横たわる乃彩と滝沢が言っていた男がいた。 「お前ここで何してる?」 「あ、あなたが乃彩ちゃんの彼氏さんですか。」 そう言うと微笑んだかと思えば 乃彩の頭を優しく撫でた。 「乃彩に触るな。」 「ふふっ、ダメ彼でも嫉妬とかするんですね。」 「は?」 こいつ喧嘩売ってるのか? 「彼氏なのに彼女を寂しい思いさせるなんてダメ彼決定でしょ 」