乃彩side
私は今最悪な状態にあっている。
「………れ、お、……んっ」
私は先生に頼まれた資料を職員室に置きに行った帰り道
職員室を抜けると中庭が少し見えるそこに女の子の姿が少し見えていた中庭は生徒も先生もほとんど出入りしない。
不思議に思い見に行くと中庭に1つだけあるベンチに怜と女が
抱き合いキスしてるのを目撃してしまった。
怜はああいう綺麗系が好きなのかな。
じゃあ、なんで怜は私になんか告白してきたんだろ。
分からない。
怜は私より他の女の子といた方が幸せなの?
それとも私のこと好きなの?
ねぇ、怜教えてよ、
私はその場を立ち去り誰もいない教室に入った途端
我慢していたものが溢れだした。
「……ウゥ……怜……」
誰もいない教室私の泣き声だけが響いていた。