怜side たく…なんなんだよ。 乃彩が日直だったから終わるまで待って一緒に帰ろうと思ったら担任に呼び出されて今まで職員室にいた。 もう外は薄暗くなってて教室には誰もいなかった。 乃彩先帰んなよ、ストーカーに会ったらどうすんだよ。 と思いながらカバンを持って帰ろうとした時 俺のポケットに入ってた携帯が鳴った相手は乃彩だ。 『もしもし、乃彩どうした?』 『………怜、グス……怖い、早く帰って来て…』 電話に出ると乃彩が震えた声で泣いていた。 また何かあったと思い俺は急いで教室を出た。