私は覗き穴から誰がいるか確認するも誰もいない。 ポストには茶封筒が入っていた。 「なにこれ」 「お前これは本気で相談しろ」 茶封筒の中には私の盗撮写真が何枚も入っていた。 あまりの怖さに夜の11時過ぎだというのに瑞月を呼び出してしまった。 「これはマジで危ないよ。何かあってからじゃ遅いんだよ?」 確かにそうかもしれないけど。 怜に迷惑かかるし心配もかけちゃうし。 瑞月にはもうめっちゃ迷惑かけちゃってるけどさ。 それにしても本当に気持ち悪い。