乃彩side 「はぁー、」 今でも胸がドキドキしてるだってまさか、成雲くんと電話してる最中に怜が出てくるなんて思わなくてびっくりした。 怜怒ってるのかな。 怒ってるんだろうな。 だってどんな風に話したらいいか分からなかった。 私のこと本命でもないのになんであんなに怒るの。 「……怜、」 家の呼び鈴が鳴った。 誰だろう、学校終わるにはまだ早すぎるし。