極道恋愛上等!

それはさておき、先代も息をはいて


先「はぁ...やっと梅が行ったな」


私「先代、気を抜いてはいけませんよ。
梅さんはもとはといえば、江戸時代から
続いていた忍の末裔の方。どこかで
聞いているかも知れません。」


先「...そうかもしれないが、やっぱり
堅苦しいのは俺には合わなくてな...。
素で話せるのはお前と優里だけだよ。」


ちなみに´´優里´´っていうのは奥様の名前


私「そう言ってもらえるのは...とても
嬉しいです。が、警戒なさってください。
私達を狙うものは他にもたくさん
いるのですから。」


と、私は忠告する。私達...華翁家の当主は


他家の刺客やらから狙われている。


家の使用人といっても油断できない。


とくに、梅さんのような影でコソコソ


しているような人は...恨みから他家の


刺客とつながっている可能性だってある。