「ここ、めっちゃ風吹いて、気持ちいいんだよな〜」
「…」
「ん?結衣さーん?」
黙ってるあたしを、不思議そーにみてる木村くん。
屋上についたのは、いいものの…。
重大な問題に気づいた。
「ん?食べるもんは?」
「…うっ!………えと…実は…お弁当忘れちゃって………」
「はあ?!」
木村くん、本気で驚いてる…。
「うそだろ?!………はあ、しょがねーな…俺の一緒に食べるか!」
「いいの?!」
申し訳ないけど、昼飯なしはキツい…。
ここは、素直に貰おう…。
「たーだーし!条件がある」
「じょ…う…けん?」
木村くんて、頭いいから、何言われるのかわかんなくて…不安だ…。
「そう!っていっても、1つだぞ?俺が、食べさせるってだけ」
「…なんだ〜……って、え」
「どした?」
「…」
待って!
さすがに、鈍感って言われるあたしでも、これはいけないと思う。
周りから見たら、カップルでしょ!
「そ、それは…絶対なのでしょうか…?」
「うん」
えええええ。
木村くんは、もうお弁当を出している。
これはもうやるしかないの?!
「食べさせてもらっても、木村くんにはなんの利益もな…」
「はいはい、黙ろうね〜結衣。あーん」
差し出された玉子焼きに、勝手に口が…。
だって、すっごいおいしそーなんだもん!
「ほひひい!(美味しい!)」
「おいしい?」
「う、うん……(ドキッ//)」
…なんなの?!
なんでそんなに愛しそうな目でこっちをみてるの?!
やばい…木村くんて、イケメンだった…//
「あ、あの……やっぱり恥ずかしいんですが……//」
「え?マジ?!結衣が照れてるとか珍しいじゃん」
あたしの赤い顔を見て、ニヤッと笑ったのが見えた。
その顔は、小さい男の子みたいに幼くて、
その笑顔に心臓が跳ねた。
「もっと、俺にドキドキしていいけど?」
「ききき木村くん?!何いってんの?!」
「ぷっ…真っ赤だね〜」
「みっ見ないで!!!//」
もう〜!
こんなにイジワルな木村くんなんて、初めてで、ドキドキしまくってるよ…!
「ねえ!あれみて…!」
「きゃー!理斗先輩って彼女いたんだ…」
「やだー!食べさせてるよ?!」
ん?
理斗って、木村くんのことだよね…?
ふと気がつくと、屋上には結構人が来ていた。
しかも、女子ばっかり!
なんで気づかなかったかというと、あたしたちは隅のほうに座ってて、全然入り口から遠い。
だから、見えなかったんだろーなー。
って、こんな冷静に分析してる場合じゃない!
恥ずかしすぎる!
木村くんって、モテるんだった〜。
「き、木村くん…あたし、なんか買ってくるよ…!」
「なに?今さら、周りに気づいたんだ??」
「……そーだよ…」
「いいじゃん、見せつけてるんだから」
「え?!」
木村くんって…急に思っても見なかったことを言うから…照れる。
あたしらしくない!!
「木村くん…やっぱりなんかお礼するよ!」
「え?どしたの、突然」
「…借りは作りたくないの〜」
「なんだそれ!……あーそうだなー…じゃあ、俺のこと、木村くんじゃなくて、理斗ってよんでよ」
「え?!」
なんで!
無理だよ!!
「そっか…やっぱ、迷惑だよな…ごめん」
「そっ、そんなことない!!」
「じゃあ、呼んでくれるよな??」
「う…言わされた気がする…」
「気のせいだろ〜」
「……呼べばいいだけでしょ!言ってやるわよ!」
「おお〜」
なんか、自分の言ってることがわかんなくなってきた…。
まー、呼べばいいだけなら!
そんなの簡単よ!
「り、り、り、理斗!!.………くん」
「ぷっ!なんだよそれ!くんとかついてんじゃん!」
大爆笑してる理斗くん。
ひどくない?!
頑張ったとのにさ!
「もう!理斗くん!笑わないで!」
「ハハッ!やだね〜」
バンッ
楽しい雰囲気の屋上に、大きい音が響いた。
「…」
「ん?結衣さーん?」
黙ってるあたしを、不思議そーにみてる木村くん。
屋上についたのは、いいものの…。
重大な問題に気づいた。
「ん?食べるもんは?」
「…うっ!………えと…実は…お弁当忘れちゃって………」
「はあ?!」
木村くん、本気で驚いてる…。
「うそだろ?!………はあ、しょがねーな…俺の一緒に食べるか!」
「いいの?!」
申し訳ないけど、昼飯なしはキツい…。
ここは、素直に貰おう…。
「たーだーし!条件がある」
「じょ…う…けん?」
木村くんて、頭いいから、何言われるのかわかんなくて…不安だ…。
「そう!っていっても、1つだぞ?俺が、食べさせるってだけ」
「…なんだ〜……って、え」
「どした?」
「…」
待って!
さすがに、鈍感って言われるあたしでも、これはいけないと思う。
周りから見たら、カップルでしょ!
「そ、それは…絶対なのでしょうか…?」
「うん」
えええええ。
木村くんは、もうお弁当を出している。
これはもうやるしかないの?!
「食べさせてもらっても、木村くんにはなんの利益もな…」
「はいはい、黙ろうね〜結衣。あーん」
差し出された玉子焼きに、勝手に口が…。
だって、すっごいおいしそーなんだもん!
「ほひひい!(美味しい!)」
「おいしい?」
「う、うん……(ドキッ//)」
…なんなの?!
なんでそんなに愛しそうな目でこっちをみてるの?!
やばい…木村くんて、イケメンだった…//
「あ、あの……やっぱり恥ずかしいんですが……//」
「え?マジ?!結衣が照れてるとか珍しいじゃん」
あたしの赤い顔を見て、ニヤッと笑ったのが見えた。
その顔は、小さい男の子みたいに幼くて、
その笑顔に心臓が跳ねた。
「もっと、俺にドキドキしていいけど?」
「ききき木村くん?!何いってんの?!」
「ぷっ…真っ赤だね〜」
「みっ見ないで!!!//」
もう〜!
こんなにイジワルな木村くんなんて、初めてで、ドキドキしまくってるよ…!
「ねえ!あれみて…!」
「きゃー!理斗先輩って彼女いたんだ…」
「やだー!食べさせてるよ?!」
ん?
理斗って、木村くんのことだよね…?
ふと気がつくと、屋上には結構人が来ていた。
しかも、女子ばっかり!
なんで気づかなかったかというと、あたしたちは隅のほうに座ってて、全然入り口から遠い。
だから、見えなかったんだろーなー。
って、こんな冷静に分析してる場合じゃない!
恥ずかしすぎる!
木村くんって、モテるんだった〜。
「き、木村くん…あたし、なんか買ってくるよ…!」
「なに?今さら、周りに気づいたんだ??」
「……そーだよ…」
「いいじゃん、見せつけてるんだから」
「え?!」
木村くんって…急に思っても見なかったことを言うから…照れる。
あたしらしくない!!
「木村くん…やっぱりなんかお礼するよ!」
「え?どしたの、突然」
「…借りは作りたくないの〜」
「なんだそれ!……あーそうだなー…じゃあ、俺のこと、木村くんじゃなくて、理斗ってよんでよ」
「え?!」
なんで!
無理だよ!!
「そっか…やっぱ、迷惑だよな…ごめん」
「そっ、そんなことない!!」
「じゃあ、呼んでくれるよな??」
「う…言わされた気がする…」
「気のせいだろ〜」
「……呼べばいいだけでしょ!言ってやるわよ!」
「おお〜」
なんか、自分の言ってることがわかんなくなってきた…。
まー、呼べばいいだけなら!
そんなの簡単よ!
「り、り、り、理斗!!.………くん」
「ぷっ!なんだよそれ!くんとかついてんじゃん!」
大爆笑してる理斗くん。
ひどくない?!
頑張ったとのにさ!
「もう!理斗くん!笑わないで!」
「ハハッ!やだね〜」
バンッ
楽しい雰囲気の屋上に、大きい音が響いた。

