「…は?なんでだよ?」 泰雅が近づいてきて、 グイッ!! 「ッ!?いった……い…」 長い髪を掴まれて、上に上げられる。 髪の毛が抜けそうなくらい、痛い…!! 「コイツは、俺のもんだ。お前らには関係ねぇだろ!!」 「うッ…!?」 さらに、髪をつかむ手が強くなる。 もう…限界…!! そう思った瞬間、 「…汚い手で触んじゃねぇ!!」 ドゴッ!! ガッシャーンッッ…!! 「え……?」 嘘……。 あたしは、起きた光景に目を見はった。