冷たい視線を受けながら、ようやく学校へ到着。
って、思ったら、
「レイ様!!どういうこと!?」
「レイ様、嘘だよね!?
………は?
え?
「な、何これ…」
校門の前に、15~20人の(ケバい)女子が集まってる。
しかも、レイを見た途端に一気に近づいてきた。
そしてあたしは、
ドンッ!!
「うわっ!?」
…その女子たちに突き飛ばされて、あっという間にレイが見えなくなった。
「ねぇ、レイ様!!レイ様は彼女作らないんでしょ?なんでこの子と歩いてんの!?」
「そうだよ!!よりによって、こんな子となんて!!」
…あー。
そういう事。
なんとなく、睨まれたのも突き飛ばされたのも、意味がわかったわ。
イケメンも大変ってことね。


