あたしは、息を呑んだ。 店の中にいたのは…知らない男たち。 タイガーアイのメンバーじゃ…ない!! 「なんだよ、この女?」 「ここに来るってことは…タイガーアイの女か…」 どういうこと!? 泰雅はどこ!? 全然状況を飲み込めないあたしに、赤髪の男が近づく。 グイッ!! 「ウッ…!?」 顎を突然掴まれ、上に持ち上げられる。 「おい、女…。お前…清水泰雅の女だろ?」 泰雅の…女? どうしてそんなことを。 ていうか、すごい苦しい…。