もう、いっそこのままシャワー浴びようかな…。 どーせ濡れてるし、血とかもまだ拭いてなかったし。 シャワールームの鍵をして、中で服を脱ぐ。 近くにあった大きめの鏡に映る自分。 「アザだらけじゃん…」 赤や青のアザ。 体中に広がっていて、自分の体だけど、気持ち悪い。 「……ハァ…。…えっ!?」 首元にも、小さな赤い痕が…? しかも、泰雅につけられた傷の場所に、ピンポイントで。