吸血鬼の王子に恋をしたらだめですか?

決着白神対クロト

「来たね。始めようか。」チャキ、白い剣を構える 「俺は素手で行く。」 

「夕日!」 「楓!・・白神くんと一緒にいたんだね」 「うん。私たちは・・応援しか出来ないね。」 「応援するしかない・・」 「行くよ?」 「来いよ」 ダッ!「速いっ!」
ガキン!右手で受け止める ガッ!クロトくんの右足が白神くんの腹にみぞうちをする。「ぐは・・」 負けじと白神くんは右腕に剣を振る!「うっ!」 ズサァー後ろにクロトくんが下がってくる・・「クロトくん!!」 「心配すんな・・大丈夫だ」 タンっ!「しまっ・・」
距離をつめて至近距離で白い剣をクロトくんの体に・・グサッ!「がはっ・・」 「きゃあ!は、白神くん・・何を・・」 「クロトくん!!」 ズボッ!剣を引き抜く 「あと、一撃で、君は灰になる。」 「殺し、損ねてんじゃねーか・・がぶっ・・」 剣を再び構える白神くん 「や、やめて・・」 「終わりだ。」 ダッ! 「やめてーー!!」
グサッ!「な・・」 「ゆ、夕日ー!!」 「夕日!?」遠くでみんなの声が聞こえる・・気づいたら体が動いていた・・
息が・・苦しい・・意識が朦朧としてきた・・
ガシッ!「夕日!しっかりしろ!夕日!」