絶対絶命!!

血、よこせ!」ダッと襲ってくる!「き、きゃあ!!」ダンッ!押し倒され首筋に口を近づける夜ノくん・・牙が見えた
襲われる・・ガプッ!「うっ!・・っ」 じゅるじゅる・・ゴクゴク血を吸われてる「っ・・やめ・・」動きたくても、動けない・・ドクン!何?体が、熱くなってきた・・力が・・入らない「動くんじゃねぇよ」じゅるるる・・

バッ!血を飲んでいた夜ノくんは、いきなり、私から離れたその直後・・ビュッ!風を切り裂く音が聞こえた。
「な、何・・が起きたの・・」 「大丈夫?」倒れてる私を男性は起き上がらせてくれた。「は、はい・・」フラフラする
「チッ、邪魔すんなよ・・白神」 「帰宅途中の女子を襲うとは、不埒な吸血鬼の王子だな、夜ノ」 「は、白神・・って白神佑真くん?」 昼間と服装が違う・・白い陰陽師の人が着るような着物・・「湖南さんは少しここで座ってて、危ないから」 「うん・・」言われるがままに座る 
チャキ・・スッ白い剣を構える「今日こそ・・お前を祓う!」 「ふんっ邪魔が入っちまったからな、今日は、この辺にしてやる。夕日、お前は、俺の物だ」 ダッ!と暗闇に消える・・ 白い剣を鞘に納める白神くん「た、助けてくれてありがとう・・白神くん」 「た、たまたま、通りかかっただけだよ」 「私、家に帰らないと・・弟の晴斗が・・」意識が・・フラッ「湖南さん!!」ガシッと受け止める白神くん「湖南さん、しっかりして!」 私の意識が・・深く落ちていく・・ミーン・・ミーン