吸血鬼の王子に恋をしたらだめですか?

守るために・・

話を聞いた。二人は「本当なの?夕日・・」 「お姉ちゃん・・」 「ほんとみたいだね。楓、隠しててごめん。」 
「いいよ。薄々は気づいてたし。」 「そっか。」 「浅生さんの、勘の鋭さは祓魔師に、必要なくらいだ。」 「そんなことないよ~。白神くんの方が、実力あるんだし。」  
「実力?」 「言ってなかったっけ?私、祓魔師でも、あるんだよ?空手の技を使ったね」 「ええ!?本当!?」

「うん。私はね、夕日を守るためには、小学校の頃から一緒にいたんだよ? 昨日は相手がクラスメートだったからね」

「安心して、湖南さん、僕と浅生さんで、守るから」

「ありがとう。」