「わかった!」


おしゃべりに夢中で時間を忘れてた
私たちは、新学期早々遅刻した。


「っっいた!」

何?この足首らへんの痛みは…
どうしよう…立てない。

「っっ」

なんで?昨日まではこんな痛み、
なかったのに。。


先生にバレないように、職員室から
一番遠い渡り廊下を走ってきたため、
周りには人の気配が全くない。


「どうしよう。」

がんばって片足で立とう、
そう思ったとき。






「ねぇ、あんた!大丈夫!?」