さすがに今日は入学式の準備のため、
玄関はほとんど一年だけだ。

早朝から準備とかだるいから
やりたくなくて、遅くきた。


「さっさと教室入ろ」

そう呟いて早歩きで歩き出した途端


ドンッッッ!!!!!


は?なんか、ぶつかった。


「きゃっっ!!!!!」


あ、あっぶね!

後ろに倒れかけた体を止めようとし、
ぶつかった野郎の腕をつかんだ。


ふう、ギリギリセーフ。



「大丈夫か?」

あ、なんだ女の子か。


「あ、はい。ぶつかってすみません」


そういって、顔をあげた彼女をみて、








俺の中で何か衝撃が走った。