恋色ボタン



イライラしてばかりいたせいか、
全く気づかなかったけど



― 「涼宮君、メガネしてる?」



すると、彼は吹き出すかのように笑うと
口元を指で隠すようにして、
またこちら側を向いた。



「んふふ、今更気づいた?
 なんなら着けてみる?」



「え、いや…」