恋色ボタン




「あんたついてるね~!
 その涼宮くん、見た目が可愛いって
 女子からも男子からも人気なんだよ」



しのちゃんは、嬉しそうな表情で
首を縦に振る。



「いや、でも本当に悪魔なんだって…」



「んなわけないでしょ、もう!
 いっそのこと、涼宮君に
 恋してみたら?」


「え、やだよ!可愛いけど、
 あんなん無理だよ〜!」