大好き


「...ぇ?う、そ...」



「本当だよ。俺は片倉が好き。ちゃんと女性として」



先生が?私を好き?



「...自惚れちゃうよ?」



「いいよ」



「先生と生徒だよ?」



「そんなの関係ない」



「でも...!」



言葉を発する前に先生に抱きしめられる。



「俺と、――――――――――――付き合ってください」



さっきまで止まっていた涙がまた流れ出す。



「だから泣くなって。で?返事は?」



私は涙を拭いて、笑顔で...



「はい――――――」