「さァーーーみなさーん!!!

待ちに待ったクイズ大会の時間でーす!」


キーンという放送の機会音のあと機会音に

よく似た女性の甲高い声がザワザワしてい

たクイズ会場の空気を一瞬にして

引き裂いた。


そして会場にいた者、皆がそっと息を呑ん

だ。これから戦が始まるのだ。







「では、ルールを説明致します。

このクイズ大会は普通のとは違い、

ただクイズに答えればよい、という訳では

ありません!ここでは他のあるお題を

クリアし、クイズにも正解した方

のみ次のステージに進むことができま

す。」