「あ.............」
「イヤー、実行したのはいいもののハナに話しかけるなって言われた時は焦ったよ。あ、俺嫌われたって」
そんなこと、言ったっけ。
あ、サエにアドバイスした時.............。
「もうっ、やめてよ。私、いっぱい泣いちゃったじゃん。キスまでするし」
口を尖らせて言うと、レンくんはしてやったりと笑った。
そして、フッと顔を近づけて、
「んっ、」
優しく、キスをする。
「これからは、し放題だな」
そう言ってニヤリと笑った。
「もう、恥ずかしいよっ」
そう言って、ふんっ顔を背けるけど、
「ほらほら、拗ねない」
頬に手を添えられて戻されてしまう。
「大好きだよ、ハナ」
「私も、レンくん」

