目が覚めるともう朝だった



やっぱり朝はとても寒くて

廃れた毛布じゃこの寒さはしのげない



女の子は出来るだけ身体を小さく丸めて

体温が上がるのを静かに待った

その間に不思議な夢を思い返して

なんだか素敵な夢だったけれどだけど希望という感情は不思議と芽生えてはいなかった