裸足の女の子は 今日も公園で寝るだろう 凍える公園で 今日も明日も寝るだろう 寒さもたいしてしのげない毛布に幸せを求め 長い冬をまた越すだろう たぶんその女の子に 今年もクリスマスはやって来ない だけど今年は泣かないだろう うつむいて見えないフリもしないだろう もしもまた泣きたい時には この甘い甘い幸せを舐めるだろう 大切に大切に舐めるだろう