｢おら〜スズメぇ〜骨無しチキン買って来い!｣

相変わらず僕は牛タン先輩のパシリから卒業出来ずにいる。

刑事課に入り浸りのあゆみちゃんは

｢彦ピーお茶入れたげる｣

僕に手柄立てさせてくれた課長に何故か、なついてしまった。

むっちーは…

｢砂摺さん…この間はバッグで殴ってごめんなさい｣

と砂摺クンを追いかけ回してる。

牛タン先輩とモロキュウ君は僕以外に威張る相手が居ないんで肩身が狭そうだ。
僕は、ampmSMに骨無しの牛タン先輩の為に骨無しチキンを買いに行く。

いつも通りに…

変わる事無く

そうやって気が付けば季節は変わる。

それでもこの人間関係は変わる事無く、静かに時は流れる。

〜〜〜〜〜〜完〜〜〜〜〜〜