"ドサッ"

あゆみちゃんが冷奴さんを投げ捨てると

"キャキャキャキャ…キキーーーーッ!"

けたたましい音を立て一台のパーカーが…

"カチャ"

中から出て来たのは鳥皮課長

｢スズメ、お前の手柄だ。さっさとソイツらに輪っぱはめてやれ!｣

課長は、そう言うけど僕は見てただけ…

｢僕にその資格は、ありません。だから…｣

そんな僕を見た課長は

｢この嬢ちゃんは民間人…表向き犯人逮捕の矢面に立たせる訳にはイカん！無論感謝状ぐらいはやるがな…最後まで残ったお前が責任持って犯人逮捕身柄確保を俺に報告しろ！｣

課長は、僕の手に手錠を掴ませた。