「それはそうと…豚木さん、その髪の色なんとかなりませんか?」

どう見てもゲームセンターにたむろしてる不良少女にしか見えない彼女に注意すると

「アンタみたいなチビで童顔なヤツに言われとぉ無いわ。それと言っとくけど名字で呼ばんでよ。何かあたしブタみたいやん」

口の方は名前の通り辛口みたいです。

でも名字ダメなら彼女の事何て呼ぼう?

正直に言うと怒られそうだけど名前もかなり異常です。

田舎のお母さん…付き合ってる女性以外の人ばかり見つめてたら神様は、悪魔みたいな女の子を寄越してくれました。

僕は、いつまで経っても不幸なようです。

第2話-完-