追い詰められた僕はキョロキョロと辺りを見回した。

「仲間が助けに来るとか?そんなん時間かけんでボコボコにしちゃあけんつまらん心配やらせんでも良かぁ」

それで僕の心を読みきったつもりか?

僕が探してるのは…あった!

「何か落ち着き無い子ねぇ〜」

冷奴さん心配いりません。僕は負ける勝負する気なんかありません。

だって…主役の僕が負けたら世界は暗闇に包まれ人々は恐怖におののかなきゃならないから