「でもよかった。もっとヤバい理由で泣いてんのかと思って焦った」
そのままの体勢で、
りゅうちゃんは話し続ける。
「…ヤバい理由?」
「だって、授業中からずーっとボーッとしてたろ、はる?」
まって、りゅうちゃんの席、1番前なのに、
後ろから2番目の私のこと、見ててくれたの……?!
「机に伏せて寝てるフリして、はる子のこと観察してた(笑)」
「うそ!!!」
「ずっと窓の外見てボーッとしてたろ?
だからなんかあったのかと思って心配してた」
「りゅうちゃん。。
心配かけてごめんなさい。。
私、子どもみたいな理由で泣いちゃって、
ほんとバカだね…」
「いいから!!おい、もう泣くな(笑)」
「うう…ごめん…」
りゅうちゃんは、抱いてくれていた私の肩を、
ぎゅっとさらに自分の方に引き寄せた。。
やばい、、すごい密着してる…
バクバクがりゅうちゃんにきこえちゃうよ…
緊張と恥ずかしさに耐えられず、
私はりゅうちゃんに体をあずけたまま、
ぎゅっと目をつぶっていた……………
