タッタッタッタッタッタッ
誰かの走る足音が聞こえてきた。
誰だろ、泣き顔見られたくないな。。でもまあいいか。。
「はる子!」
「りゅうちゃん…」
「どうしたんだよ?!大丈夫か?!」
りゅうちゃんは、心配そうに駆け寄ってきた。
りゅうちゃん…なんで、そんなに息を切らしてるの…?
そんなにたくさん走り回って、私のこと探してくれたの、、?
ただの大バカ者のヤキモチやきの私なんかのために、、?
自分の情けなさとりゅうちゃんの優しさに、
一度おさまっていた涙がまた溢れてきてしまった。
「りゅうちゃ、、ん、ごめんなさいっっ」
泣きながらとりあえず謝る…
「謝らなくていいから。どうしたんだよ…?」
りゅうちゃんは私の頭をなでながら、
優しくそう言った。
「私、、、すごいバカなのっ…
2日連続遅刻してるし、忘れ物ばっかりしてるし、ほかにも色々バカなの…
自分のバカさと、なんか色々頭がごっちゃになって悲しくて、なんか、よくわかんないけど涙がでてきて、、!」
りゅうちゃんは、うんうんってうなずきながらきいてくれた。
「はる子は、そんなにバカじゃないよ。
はるが自分で思ってるほど、バカじゃない。」
「ちがうの、バカなの。
あとね、、それだけじゃないの。。
りゅうちゃんが、、」
そこまで言って、私はうつむいた。
「ん?俺がどうした?」
「りゅうちゃんがね、、遠くに行っちゃうんじゃないかって思って怖くなっちゃったの…」
「は?なんでだよ(笑)
どこも行かねーよ(笑)」
「ちがうの、、そういう意味じゃなくて、、
りゅうちゃんが私以外の女のお友達と一緒にいるとこ、初めて見たから…」
やばい、、言っちゃった………
私は急激に恥ずかしくなって、目をぎゅっとつぶって下を向いた。。
