りゅうちゃんは、そばにあったベンチに腰を下ろした。
私も隣に座って、桜を見上げる。
ふと、顔をりゅうちゃんの方へ向けると、、
りゅうちゃんは桜ではなく、私をジーーッと見つめていた。
え、なに…?
私の顔にむかって、手を伸ばしてくる、りゅうちゃん。。
え?!なになに?!
りゅうちゃんの手は、私の頭に触れるか触れないかのところで、静止した。
なんなの?!どきどき。どきどき。どきどき。
私は恥ずかしくて、うつむいていた。
「なあ、なんでこっち見ないの?」
りゅうちゃんがささやく。
「え?!
だって、なんか、あの…」
「はっはっ。
頭に花びらついてたから、取ろうとしただけ。
ビビりすぎ(笑)」
りゅうちゃんは笑いながら、私の頭についた花びらを取ってくれた。。
